◆ 大学院生旅費補助制度


※Web開催となったため、第25回大会における旅費の補助は中止となりました。

 

Ⅰ.趣旨

 基礎理学療法学は、疾患領域に基づく縦断的な研究体系に対して、理学療法学における横断的かつ学際的な学問統合を通し、臨床における理学療法効果の根拠となる知見を得るための学問分野です。特に、理学療法効果についての更なる科学的知見を得るためには、基礎理学療法学分野に関わる若手研究者の育成が重要な要素となっています。そこで、日本基礎理学療法学会では、基礎理学療法学に関わる若手研究者の開拓・育成を目的として、大学院生旅費補助制度を制定することとしました。

 

Ⅱ.内容

 2020年12月12日-12月13日に開催される第25回日本基礎理学療法学会学術大会(仙台)での研究発表のための旅費補助を行います。補助対象は「往復の交通費+宿泊費」とし、4件程度選定します。なお、1件当たりの上限は5万円です。

 

Ⅲ.応募資格

 本旅費補助制度に応募するに当たり、下記のすべての要件を満たすことが求められます。

 

  • 日本理学療法士協会会員の方
  • 応募締切日時点で任期の定めの無い職(正規職員)に就いていない方
  • 2020年 4 月1 日時点で大学院の課程に在籍している方
  • 2020年度の日本理学療法士協会年会費を納めている方
  • 過去にこの制度で旅費補助を受けたことがない方
  • 本学術大会に参加するに当たり他の資金からの旅費補助を受ける予定がない方

 

 なお、2020年度の科学研究費補助金、日本学術振興会特別研究員に採用が内定している方(継続採用者を含む)には応募資格がありません。

 

Ⅳ.選考方法

 ■ 第25回日本基礎理学療法学会学術大会に抄録を提出した方を対象とします。

 ■   選考委員会による書面審査を行います。

 

Ⅴ.応募方法

  • 担当者へご連絡ください。応募者へ書式をお送りします。
  • 書式に必要事項を記入の上、担当者へE-mailに添付してご提出ください。なお、ファイルはPDF化して、ファイル名を「旅費補助申請_氏名.pdf」としてご提出ください。また、大学院に在籍していることを証明するために、学生証または在学証明書のコピーをPDF化してあわせてご提出ください。 

Ⅵ.応募締め切り

 ■ 2020年8月3日(月曜日)必着

 

Ⅶ.選考結果発表

 ■   2020年9月頃に応募者宛に通知します。

 

Ⅷ.留意事項

①旅費補助金について

 

【交通費】

  • 移動は公共の交通機関の利用が原則となります。
  • 基本的に特急や新幹線等の利用は下記の距離となります。新幹線等を利用しないと時間的に宿泊になってしまう場合で、宿泊より新幹線・特急等の利用の方が安くなる場合は下記の表に関わらず利用ください。
  •  新幹線利用の場合、新幹線等の座席は自由席もしくは指定席での利用をお願いします。
  • 飛行機の利用は目的地までの交通手段として妥当であり、新幹線等を利用するよりも明らかに時間を短縮できる場合にご利用ください。
  • 早割りや旅行パック利用のほうが通常よりも安くなる場合、そちらの利用をお願いします。

 

【宿泊費】

 宿泊パック等の利用をお願いしていますが、やむを得ない事情により宿泊パック以外で宿泊される場合、宿泊金額の上限は下記の表となります。上限金額を越えた場合は、領収書を添付した場合でも上限金額までの補助となります。

 前泊・後泊について:7時より早く出発する場合は前泊、帰宅が23時よりも遅くなる場合は後泊も補助対象となります。ただし、1件当たりの「交通費+宿泊費」の合計額が、補助上限額である5万円を超えた場合はこの限りではありませんので、ご注意ください。

 

②補助金の取り消しおよび返還

 本補助金を受けるに当たり、補助対象者が、次のいずれかに該当するとき、又はその事実が判明した場合は、補助金の交付を取り消し、又既に交付されている場合は、補助金の一部もしくは全部の返還を求める場合があります。

  • 虚偽の申請または報告をした場合
  • 必要な書類が提出されなかった場合
  • その他、選考委員会が本制度に相応しくないと判断した場合

 

③領収書・報告書の提出

 補助金を受けられた場合は、旅費の内訳を証明するための領収書および所定の報告書を提出いただく必要があります。

 

④旅費補助制度の公表

 補助金に採択された場合、補助対象の研究成果を発表する際に、本制度で旅費補助を受けたことを明記してください。

 

Ⅸ.問合わせ先および応募書類提出先

 第25回日本基礎理学療法学会学術大会準備委員会 大学院生旅費補助制度担当

 東北文化学園大学 鈴木誠

 E-mail:m-suzuki@rehab.tbgu.ac.jp